精密機器メーカー
エビデント
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技術・製品・サービス紹介
共焦点レーザー走査型顕微鏡が最先端研究の要です
レーザー走査型顕微鏡(FV4000)は、がんのメカニズム解明や、万能細胞の実用化といったライフサイエンス分野の最先端研究に使用される顕微鏡です。光源には波長帯域が広いレーザーを用いて視野全体を走査して、サンプル標本の蛍光色素から放出された光子を高感度検出器で捉えることで、生きた細胞の微細な活動を高速かつ高精細で観察することが出来ます。
高品質かつ効率的な組立工程設計が私のミッション
新卒3年目:入社以来この製品の組立工程設計を担当しました。工程設計は、製品の図面から実際の形にするまでのプロセスを設計することです。顕微鏡の組立は、レンズやミラーなどの光学部品、メカ部品、基板やケーブルなど、バラバラの状態から、正しい手順で部組、ユニットを組立て、光学調整・システム調整を経て完成します。私の担当は、任された組立工程指示書の作成や治具を設計し、それらを用いて試作に立ち合い、適切に生産ができることを出荷する最後まで見届ける責任のある業務です。レーザー顕微鏡は高難度の光学調整が随所にあり、課題を一つずつ解決し、設計や組立手順に反映することで、要求されている品質を確保し、より効率的に作業できる工程を提案しています。
工業用内視鏡が社会インフラの安全性を担保します
工業用内視鏡は航空機のエンジンなどの狭い場所の異物や傷の検査に使われている機器で、安全確保や検査時間の短縮に活用される製品です。エビデントはグローバルに展開しシェア拡大を進めており、その立ち上げを担う生産技術職は世の中に活躍する製品にいち早く触れることができる職場です。
生産設備による自動化で製造革新にチャレンジ
専攻科を卒業して2020年に入社以来、工業用内視鏡の新製品や生産設備立ち上げに携わっています。
検査対象を映す先端部は直径2~8㎜と細いため人の手での組立が難しい部分もあり、新製品を確実に市場に送り出すためにはロボットなどの設備による自動組立が課題です。
設備立ち上げでは安定して生産可能な条件を明確にする必要があるため繰り返しの検証や結果まとめに苦労しますが、設備導入後に製造リードタイムや製品原価を削減して組立できるようになると、とてもやりがいを感じます。
若手の内から自分のアイデアを提案する機会はあるので、ものづくりで活躍したいと思っている方はぜひ一緒に仕事をやりましょう!
<画像提供元>
・Caenorhabditis elegans, nuclear structures marked with EGFP (cyan LUT) and cytoplasmic structures marked with mRuby (purple LUT). Sample Courtesy of: Dr. Jeremy Vicencio, Stroustrup Lab and Dr. Nadia Halidi, Advanced Light Microscopy Unit, Centre for Genomic Regulation, Barcelona, Spain.
・株式会社エビデント