進学情報詳細
九州大学 筑紫キャンパス
工学部

融合基礎工学科

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分野融合で未来を創る

学べる分野
物質・材料系 機械・環境系 電気電子・応用物理系

九大工学部・九州沖縄9高専連携教育プログラム

九州・沖縄地区の9つの高等専門学校(久留米、有明、北九州、佐世保、熊本、大分、都城、鹿児島、沖縄)の専攻科からの編入学生(定員20名)を対象に、本学科と高専専攻科の双方の強み、教育資源の有効活用により教育内容の高度化を図る連携教育プログラム(以下、高専連携教育プログラム)を2023(令和5)年4月から新たに開始しました。

高専連携教育プログラムを通じて、専門力をさらに高めるとともに、専門分野に情報科学を応用できる情報応用力を身に付け、 問題解決型学習に重きを置いた学びにより俯瞰力と実践力を習得することで、本学科が目指す工学系“π型人材”を育成します。

本高専連携教育プログラムは、上記の9高専いずれかの専攻科に在籍しながら融合基礎工学科3~4年次に在籍し、双方の修了要件単位を取得することで、九州大学から学士(工学)の学位と高専から専攻科の修了証がそれぞれ授与されます。

九大工学部・九州沖縄9高専との連携

カリキュラム内容

編入学後の本学科3年次(高専専攻科1年次)は、各高専のキャンパスが学修の拠点になります。主として、各専攻科の必修・選択科目(研究基礎力を身に付けるための実験・実習系科目や情報系科目を含む)を学び、さらに、本学科から配信される同時双方向型遠隔授業(週1科目程度)を受講します。

双方の教員による連携した研究指導を通じて研究力強化を図ることが本プログラムの特色の1つです。編入学時には本学科の所属研究室が決まっており、卒業研究に早期着手することもできます。専攻科でも研究室配属されており、双方の指導教員が連携・協力して、早期に研究指導する点が従来の編入学にはない特徴になります。

4年次(高専専攻科2年次)は、九州大学筑紫キャンパスが学修の拠点になり、所属研究室での本格的な研究生活に入ります。本プログラム生が入居可能な学生寮もキャンパス内に完備しています。春学期に開講される学科共通の発展科目やグローバル科目(英語)を、1年次から本学科で学んできた学生達と共に学び、課題解決型の研究プロジェクト科目にも参加します。

連携教育カリキュラムの概要

高専生に対してメッセージ

本学科の九大工学部・九州沖縄9高専連携教育プログラムは、令和5年度から開始される新しい連携教育プログラムです。編入学時に所属研究室が決まり、早期に卒業研究に着手できます。本プログラムには45研究室が参加しています。きっと、皆さんの希望する最先端の研究分野が見つかるでしょう。好奇心をもって集う個性的な仲間たちと切磋琢磨して、今後の未来を切り拓いていきましょう。

動画

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