- 大阪大学大学院 吹田キャンパス
- 工学研究科
生物工学専攻
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バイオテクノロジーで社会に貢献!
生物工学専攻の理念
私たちの専攻は、120年以上にわたる歴史を持ち、醸造学・醗酵工学・生物工学の伝統をふまえ発展をつづけています。2021年度からは母体となる学部の学科目の名称を「バイオテクノロジー学科目」に変更しました。バイオテクノロジーは、SDGs(持続可能な開発目標)を達成するための技術としてこれまで以上に重要視されています。バイオテクノロジーに関する先端研究と教育を行い、生物に学ぶものつくりによって、資源、環境、エネルギー、食糧、少子化・高齢化など人類が直面する諸問題を解決できる人材を育成し社会に貢献することを目的としているのが生物工学専攻です。
専攻の特徴(教育の観点から)
生物工学専攻では生命現象のメカニズムを理解し工学的に応用するために、微生物からヒトを含む動植物までの幅広い生物を対象に最先端の研究を行っており、特にアグリバイオ、ケミカルバイオ、フードバイオ、ファーマバイオの4分野に重点をおいています。これらの研究を実践するために必要なゲノム工学、生化学、分子生物学、細胞工学、生物物理化学、幹細胞工学、そして生物化学工学などの分野における高度な専門性と深い学識を持つ人材を育成しています。また、専門英語教育および短期の海外留学などの機会を提供することで、国際社会で活躍できる人材の育成にも力を入れています。
高専生に対してメッセージ
当専攻には高専からの進学者が複数在籍しており高専出身の教員も在籍しています。卒業生は食品、環境、創薬・医療、先端機器、化学などさまざまな分野で活躍しています。質問や相談があれば、専攻教員までお気軽にご連絡下さい!