進学情報詳細
群馬大学 桐生キャンパス
理工学部

電子・機械類

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電気・電子、機械、情報、制御の先進技術で未来を設計する

学べる分野
機械工学・制御工学・航空宇宙工学 材料力学・加工・破壊 熱・流体力学 ロボット・メカトロニクス 電気電子工学・ナノテクノロジー 通信・情報工学・光工学 応用数学・応用物理学

電子・機械類で学べること

3つのプログラムから構成され、Society5.0を支えるIoT(モノのインターネット)やロボットなど物理と数学を基盤とした科学技術について、幅広く学べます。
高度情報社会を支えるためには、機械工学と電気電子工学を融合した科学技術について理解し、情報通信技術・人工知能・ビッグデータなどの素養も併せ持って、社会へ応用することが必要です。
電子・機械類では、物理学・数学・化学を共通の基盤とし、
 〇電気電子工学の基礎となる電磁気学・電子回路・電気回路
 〇機械工学の基礎となる機械力学・材料力学・熱力学
を学ぶことができます。さらに、より応用に近い制御工学・計測技術・画像計測・情報工学などの科学技術について実践的に学ぶことができます。

3つのプログラムの特色

■機械プログラム
エネルギー変換技術や、新材料開発とその加工技術、機械・材料・熱・流体力学技術と、それを基礎とするシミュレーション・応用技術について学びます。
【教員からのメッセージ】
機械プログラムで学ぶことを一言で言えば、「モノ作りの基盤となる機械工学の知識」を修得できるプログラムと言えます。時代は常に進化し、それにあわせて「技術」も進化する必要があります。近年、次世代エンジン、超音速旅客機、超軽量金属、IoTと連携したスマート工場など、これらを生み出すために新しい技術が求められています。ここで重要となるのが「モノ作りの基盤となる機械工学の知識」です。例えば、エンジンの研究では熱や燃焼などを理解する必要があります。超軽量金属では液体金属から固体への変化や作り出した金属の評価についての知識が必要ですし、製造現場では、加工の原理を理解し超精密加工を実現しなければなりません。
エンジニアは、こうした課題について、「構想(Plan)」、「設計、試作(Do)」、「評価(Check)」、「改善(Action)」を多様な知識を統合化して行い、新しい技術を生み出していきます。これらは全て、機械プログラムで学ぶ知識が基礎となっています。持続可能な社会の実現を一緒に考え、誰もが笑顔になる豊かな社会を一緒に作りましょう。


■知能制御プログラム
超スマート社会を創造する電気・機械・情報が融合した知能制御技術、AI・IoTによるエネルギー制御技術、システムデザイン技術について学びます。電気電子・機械・情報の融合領域を学べるプログラムです。
【教員からのメッセージ】
知能制御プログラムは、近年注目されている自動運転やエネルギー制御技術など、超スマート社会の創造に向けたニーズに応える電気・機械・情報の融合領域を学べるプログラムです。AI・IoTなどの最新技術も駆使して多数の要素を調和的に統合するシステムデザインのセンスも育み、融合分野となる知能化制御分野やその応用分野などで幅広く活躍できる人材を育成します。


■電子情報通信プログラム
最先端の電子機器、重粒子線などの量子ビーム技術、電子材料、医用計測技術、通信技術、IoTシステムなどのモノづくりと情報技術やAI技術について学びます。電子情報通信技術をベースとするモノづくりやAI技術の利活用を学べるプログラムです。
【教員からのメッセージ】
電子情報通信技術は「古くて新しい」技術の一つで、今後も著しい進展が見込まれます。電子情報通信プログラムでは、電子情報通信デバイス・機器に関するモノづくりの基礎を学ぶとともに、その手段となる、近年急速に発展したAIに代表される情報技術・新規の治療手段として熱く期待されている重粒子線などの量子ビーム技術についても学びます。最先端の計測技術や通信技術を武器として、医用計測やIoTシステム、電子材料開発などの分野で活躍できる人材を育成します。

動画

電子・機械類紹介PV(約1分30秒)

理工学部紹介(約2分)

在学生とめぐる 理工学部360度キャンパスツアー(約30分)