進学情報詳細
九州大学大学院 筑紫キャンパス

九州大学大学院 総合理工学府 総合理工学専攻

  • 大学院
  • 国立
  • 福岡県

課題探求能力と解決能力を身につけた高度な研究者・技術者を養成します。

学べる分野
材料理工学 化学・物質理工学 デバイス理工学 プラズマ・量子理工学 機械・システム理工学 地球環境理工学

教育研究上の目的と求める学生像

本学府は、物質、エネルギー、環境及びその融合分野における環境共生型科学技術に関する高度の専門知識と課題探求・解決能力を持ち、持続発展社会の構築のためにグローバルに活躍できる技術者や研究者となる人材を養成します。
広く全国の大学や高専専攻科、外国の大学出身者及び職業経験者で、物質、エネルギー、環境をキーワードにした環境共生型科学技術に強い興味と問題意識を持ち、十分な学力と勉学意欲を備えた学生を求めています。

修士課程:より深い専門知識と研究の方法論を修得する

修士課程の2年間は、コースワークを通じて学部に比べより専門的で高度な知識を学ぶだけでなく、修士論文研究を実施する事を通して、未知の問題にチャレンジする『研究』という営みにおける方法論を修得します。問題や課題の特定、関連分野の研究動向の関連、問題へのアプローチのための手法の会得、仮説の検証方法、研究成果のまとめ方など。
こうした一連のプロセスは、研究だけでなく、産業界において日々必要となる大小様々な問題解決、大局的視点に立った戦略策定に対する基礎トレーニングでもあります。
九大総理工では、多くの学生が修士課程の段階から、恵まれた設備を使い、知識経験豊富なスタッフの指導の下、世界最先端の研究を自ら行っています。修士の段階であって、自身の研究成果を英語の論文にまとめ、国際的なジャーナルで発表している学生も多くいます。
そうした環境に惹かれ、九大だけでなく他大学や高専専攻科からも、もっと本格的な研究をしてみたい、学びたい、新しく先端的な環境で勉強したい、という意欲を持った学生が九大総理工には集まっています。
なお、特に研究の道に強い希望を持つ九州大学の学生については、飛び級により学部4年をスキップして直接、修士課程に進学する道も用意されています。

博士後期課程: 世界最高水準の研究環境で我が国の科学技術分野を牽引する力を身につける

以前は、博士後期課程と言えば、狭い専門分野を深掘りする職人的な学生のための場所だと考えられる傾向にありました。しかし、近年の博士後期課程の学生数の増加と軌を一にして、その社会的な使命や位置づけは大きく変わってきました。九大総理工は現在、以下のような博士人材像を念頭に教育を行っています。
✔ 物質・エネルギー・環境など学生各人の主専門の高度な知識
✔ 専門分野の周辺融合分野などの知識を含む俯瞰的・大局的視野
✔ 能動的・自律的に課題を発券し解決する能力(研究力)
✔ 産業界やアカデミックで幅広くグローバルに活躍できる語学力・プレゼン・コミュニケーション能力

動画

九州大学筑紫キャンパス

九州大学総合理工学府

九州大学紹介動画2021